プログレッシブ・ロックバンド「KENSO」のキーボード奏者として知られる小口健一（おぐち けんいち）さんが急逝されたことが明らかになりました。
突然の訃報に、ファンや関係者の間では深い悲しみが広がっています。
小口さんは1983年からKENSOに加入し、約42年間にわたり活動を続けてきた中心メンバーの一人。
唯一無二の音楽性と演奏力で、多くの人々を魅了してきました。
この記事では、小口健一さんの死因、そして気になる嫁や子供・家族構成、さらにこれまでの経歴や生い立ちについて詳しくまとめていきます。
小口健一の死因は？突然の急逝に仲間も驚き
小口健一さんの訃報は、KENSOのギタリストでリーダーを務める清水義央さんのブログを通じて伝えられました。
清水さんによると、小口さんは病気の話など一切なく、急な体調の変化によって亡くなったとのこと。
実際、清水さん自身が入院中にも小口さんから「お見舞いに行きたい」と連絡が来ており、直前まで元気に過ごしていた様子が伺えます。
最後の会話はDeep Purpleについて語り合ったことだったと明かされており、突然の別れに「まだ彼の死を受け入れられない」と言葉を詰まらせています。
現時点で小口さんの具体的な死因は公表されていませんが、家族からも「本当に急変だった」と伝えられており、ファンにとっても衝撃的なニュースとなりました。
小口健一に嫁や子供はいる？家族構成を調査
小口さんの嫁や子供といった家族構成については、公式にはほとんど明らかにされていません。
音楽活動を長年続けてきた中でも、プライベートな部分は一切公表していなかったため、家族についての情報は非常に限られています。
しかし、清水さんのブログに「家族から伺うと急変だった」との記述があることから、小口さんには近しい家族がいることは確かです。
おそらく、妻や子供、あるいは両親・兄弟が見守る中で活動を続けていたと考えられます。
ミュージシャンの中には公私を分けて活動する方も多く、特にプログレッシブ・ロックの世界では、音楽活動に没頭する一方で私生活は表に出さない傾向があります。
そのため、小口さんも大切な家族を守るため、意図的にプライベートを非公開にしていた可能性が高いでしょう。
小口健一の経歴：大学時代からKENSOへ
小口健一さんは大学時代から音楽活動を本格的に開始しました。
当時はキーボードトリオ「PINOCCHIO」で活動し、その卓越した演奏力と作曲センスが高く評価され、1983年にKENSOへ加入します。
KENSOは1974年に清水義央さんを中心に結成された日本を代表するプログレッシブ・ロックバンドで、小口さんは清水さんに次ぐ古参メンバー。
加入以来、40年以上にわたり、バンドの音楽性を支え続けてきました。
また、KENSO以外にもさまざまな音楽活動を展開。
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酒井泰三（EX近藤等則IMA）とのセッション
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吉田達也（高円寺百景、Ruins）とのレコーディング参加
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自身のキーボードトリオ「Es」での活動
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2004年にはイギリスのケルティック・ロックバンドIONAのメンバーと共演し、そのセンスを絶賛される
といった実績を残しており、まさにプログレ界の実力派キーボーディストと呼ぶにふさわしい人物でした。
小口健一の生い立ちと音楽への情熱
小口さんの詳しい生い立ちについては、出身地や幼少期の情報はほとんど公開されていません。しかし、大学時代にはすでに音楽仲間とバンド活動を行っており、その頃からプロ級の演奏力を持っていたことがわかります。
清水さんのコメントからも「とにかく音楽が好きで、互いにいろいろな音楽を紹介し合った」と語られており、小口さんが人生の中心に音楽を置き続けてきた人物であることが伝わってきます。
また、プログレッシブ・ロックというジャンルは一般的に商業的成功が難しい分野でもありますが、それでも40年以上活動を続けられたという事実は、小口さんの音楽に対する情熱と探求心の強さを物語っています。
ファンに残した“小口ワールド”
清水さんはブログで「KENSOファンの皆様、ぜひ小口君の独創的な曲を聴き直してほしい」と呼びかけています。実際、小口さんの作る楽曲には、独創的で唯一無二の世界観が広がっており、ファンからは「小口ワールド」とも称されていました。
KENSOは2024年11月に10年ぶりのアルバム『An old warrior shook the Sun（邦題：老兵礼讃）』をリリースしたばかりであり、今後のライブや制作活動にも期待が高まっていた矢先の訃報となりました。
そのため、ファンの間では「まだ信じられない」「これからの活動を楽しみにしていたのに」と惜しむ声が多数寄せられています。
まとめ
小口健一さんは、大学時代から音楽活動を始め、1983年にKENSOへ加入して以来、日本のプログレッシブ・ロックシーンを支えてきた実力派キーボーディストでした。
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死因は急変によるもので、具体的な病名は公表されていない
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家族（嫁や子供など）については非公開だが、近しい家族がいることは確認されている
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生涯を音楽に捧げ、独創的な楽曲でファンを魅了し続けた
その突然の別れは、KENSOメンバーにとってもファンにとっても計り知れない悲しみですが、彼が残した音楽は今後も色あせることなく聴き継がれていくことでしょう。
小口健一さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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