浜木綿子の夫 結婚歴や離婚歴 中学や高校 宝塚歌劇団時代は?

女優として長年にわたり第一線で活躍し続ける浜木綿子(はま・ゆうこ)さん。

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2025年10月31日で90歳を迎える今も、その気品と優しさを感じさせる笑顔は健在です。

彼女は、宝塚歌劇団のトップ娘役として一世を風靡し、退団後も数々の名舞台・ドラマに出演してきた名優です。

今回は、浜木綿子さんの夫との結婚・離婚の真相、そして宝塚時代から現在までの華やかで波乱に満ちた人生を詳しくご紹介します。


目次

浜木綿子のプロフィール

  • 本名: 香川 阿都子(かがわ あつこ)

  • 生年月日: 1935年10月31日(現在89歳)

  • 出身地: 東京都目黒区緑が丘

  • 血液型: B型

  • 職業: 女優

  • 活動期間: 1953年〜

  • 家族: 長男・香川照之(俳優)、孫・五代目市川團子(歌舞伎役者)

浜木綿子さんは、東京市目黒区(現在の東京都目黒区)で生まれ育ちました。戦後の混乱期に青春時代を過ごしながらも、持ち前の明るさと努力で夢を掴んだ女性です。


中学・高校時代:大阪・梅花学園で過ごした青春

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浜木綿子さんは、大阪府豊中市にある梅花中学校・高等学校を卒業しています。

梅花学園といえば、礼儀作法や芸術教育に力を入れており、古くから「良家の子女が通う学校」として知られています。

在学中から演劇や歌、踊りに強い関心を持ち、友人たちの間でもその表現力と美貌が評判だったそうです。

のちに彼女が宝塚歌劇団に進むきっかけとなったのも、この学校での文化的な環境だったといわれています。


宝塚歌劇団時代:トップ娘役としての輝き

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宝塚音楽学校からのスタート

浜木綿子さんは、1951年に宝塚音楽学校に入学
2年間の厳しいレッスンを経て、1953年に宝塚歌劇団40期生として入団しました。

同期には、那智わたるさん、藤里美保さん、麻鳥千穂さんなど、後に宝塚を代表するスターたちが名を連ねています。
入団時の成績はなんと64人中3位。まさにエリート中のエリートとして華々しいスタートを切りました。

トップ娘役へと上り詰める

入団後すぐに娘役として頭角を現し、『恋人よ我に帰れ』『青い珊瑚礁』などで高い評価を受けます。
その後、雪組のトップ娘役に就任。春日野八千代さん、寿美花代さんらと共演し、華やかな舞台で観客を魅了しました。

愛称は本名の「アツコ」からとった「アツコさん」。ファンからも親しみを込めて呼ばれていたそうです。

外部出演や演劇界への進出

1950年代後半には、宝塚以外の舞台や映画にも積極的に出演。『がめつい奴』や『がしんたれ』などの外部作品で演技力を発揮し、舞台女優としての才能を広げていきました。

退団とその後の舞台活動

1961年4月30日、宝塚歌劇団を退団。
最終出演作品は『残雪/華麗なる千拍子』でした。

退団後は東宝現代劇に所属し、舞台『悲しき道具』(1962年)で文化庁芸術祭奨励賞を受賞。さらに1973年の『湯葉』ではゴールデン・アロー賞演劇部門賞を受賞し、名実ともに日本を代表する女優となります。


浜木綿子の夫は三代目市川猿之助(後の二代目市川猿翁)

出会いから結婚まで

退団後、舞台女優として活躍していた浜木綿子さんは、共演をきっかけに当時「市川團子」と名乗っていた三代目市川猿之助(後の二代目市川猿翁)さんと出会いました。

猿之助さんは歌舞伎界の新星であり、芸の世界においても非常にストイックな人物でした。舞台を通して互いに惹かれ合い、1965年に結婚。同年にはNHK大河ドラマ『太閤記』に出演中でしたが、妊娠のため途中降板し、同年12月に長男・香川照之さんを出産します。

突然の別離と離婚

しかし幸せな結婚生活は長くは続きませんでした。
1968年、息子がまだ1歳のとき、夫の市川猿之助さんが16歳年上の日本舞踊家・藤間紫さんのもとへ移り住んでしまったのです。

この出来事は当時大きな話題となり、浜木綿子さんは3年の結婚生活に終止符を打ち、離婚を選びました。
離婚後、息子の照之さんを引き取り、母親の協力を得ながら女優業を続け、シングルマザーとして必死に息子を育てました。


息子・香川照之を支えた母としての強さ

浜木綿子さんは離婚後も仕事を絶やさず、息子の教育に力を注ぎました。
撮影や舞台の合間を縫って香川照之さんの世話をし、ロケ先では「息子を寂しがらせないように」と昆虫を集めて持ち帰ることもあったそうです。

香川さんは東京大学文学部を卒業し、その後俳優の道へ。母親譲りの演技力で大成し、現在ではドラマ・映画・歌舞伎の世界で活躍する俳優として知られています。

さらに、孫の五代目市川團子さんも歌舞伎界で活躍しており、浜さんの芸能一家としての系譜は三代にわたって受け継がれています。


晩年と現在:穏やかな日々と終活への想い

浜木綿子さんは、2014年に旭日小綬章を受章。
さらに、宝塚歌劇団創立100周年を記念して設立された「宝塚歌劇の殿堂」に選ばれるなど、その功績は今も称えられています。

現在は新たなドラマ出演は控え、息子一家と同居しながら穏やかな日々を送っています。
近年出演した『徹子の部屋』では、亡き元夫・猿翁さんの遺品に「自分との写真が大量に残されていた」と語り、会場を驚かせました。

90歳を迎える今も、過去を恨むことなく「すべての経験が私を成長させてくれた」と語るその姿は、多くの人々に感動を与えています。


まとめ

浜木綿子さんの人生は、華やかでありながらも波瀾に満ちたものでした。
宝塚のトップ娘役から始まり、舞台女優、そしてシングルマザーとして生き抜いた強さ。
夫・市川猿之助との短い結婚生活を経て、息子・香川照之、孫・市川團子へと続く芸の血を繋ぎました。

仕事も家庭も全力で歩み続けた浜木綿子さん。
その人生はまさに「日本の女性の誇り」と言えるでしょう。
これから迎える90代も、彼女らしい上品な笑顔で私たちに生きる力を与えてくれるに違いありません。

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