京都府警亀岡署は2月25日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで、江渡浩一郎容疑者(54)を逮捕しました。
報道によると、江渡容疑者は茨城県つくば市天久保在住で、オンライン通信制大学「ZEN大学」の教授と説明しています。
逮捕容疑は、昨年10月29日午後5時20分ごろから午後6時ごろにかけて、京都市南区のホテルで当時15歳だった少女(現在16歳)に現金を渡し、わいせつな行為をしたとされるものです。
江渡容疑者は「年齢は認識していなかった」と供述し、容疑を一部否認していると伝えられています。
この記事では、江渡浩一郎容疑者の顔画像、これまでの経歴や学歴、高校・大学時代、そして研究者・メディアアーティストとしての歩みについて整理します。
事件の概要
警察によりますと、2人は事件直前にSNSで知り合ったとされています。
10月29日に京都市内のホテルで会い、現金を渡したうえでわいせつな行為をした疑いが持たれています。
少女は10月31日に亀岡署へ相談し、被害が発覚しました。
児童買春・児童ポルノ禁止法では、18歳未満の児童に対する金銭の授受を伴う性的行為を厳しく禁じています。
今後は、SNSでのやり取りの内容や、当時の認識、余罪の有無などについても捜査が進められるものとみられます。
江渡浩一郎の顔画像

公開されている写真では、丸眼鏡をかけ、口ひげとあごひげをたくわえた落ち着いた印象の男性です。
メディアアーティスト、研究者として各種イベントや講演会にも登壇してきた人物であり、大学や研究機関の公式サイトなどでも顔写真が掲載されていました。
知的で穏やかな雰囲気が感じられる一方、今回の逮捕報道は多くの関係者に衝撃を与えています。
江渡浩一郎の経歴
江渡浩一郎容疑者は、1971年生まれのメディアアーティストであり、情報理工学者です。
研究分野は「メディアアート」や「共創プラットフォーム」など、テクノロジーと創造活動を融合させる領域でした。
これまでに以下のような経歴を持っています。
・国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 共創場デザイン研究チーム
・ニコニコ学会β 実行委員会委員長
・慶應義塾大学SFC 特別招聘教授
・Tsukuba Mini Maker Faire 2020 プログラム委員長
とくに「ニコニコ学会β」の創設者として知られ、ネット文化や市民参加型研究を推進してきた人物です。
また、産業技術総合研究所では特別研究員、研究員、主任研究員などを歴任し、研究と実践の両面で活動してきました。
主な作品と実績
メディアアーティストとしての代表作には、次のようなものがあります。
・RemotePiano
・WebHopper
・SoundCreatures
・WebBrowserMusic
・インターネット物理モデル
これらはインターネットやウェブ技術を活用した実験的作品であり、国内外で注目を集めました。
また、任天堂のゲームソフト『ジョイメカファイト』ではプログラマとして参加しています。
さらに、日本で最初にCommon Gateway Interface(CGI)を用いたウェブサイトを公開した人物の一人とも紹介されており、日本のインターネット黎明期を支えた技術者でもありました。
学歴 高校や大学はどこ?
高校についての詳細な公表情報は多くありません。
ただし、その後の進学先を見ると、極めて優秀な学歴を歩んでいることがわかります。
慶應義塾大学
江渡容疑者は、慶應義塾大学環境情報学部に進学し、1995年に卒業しています。
在学中からメディアアート作品を発表していたとされ、技術と芸術の融合に早くから取り組んでいました。
その後、同大学大学院 政策・メディア研究科に進学し、1997年に修士課程を修了しています。
東京大学大学院
さらに後年、東京大学大学院情報理工学系研究科に進学。
2010年に博士課程を修了し、博士(情報理工学)の学位を取得しました。
慶應義塾大学から東京大学大学院へと進む経歴は、研究者として高い評価を受けていたことを示しています。
産業技術総合研究所でのキャリア
2002年9月より、産業技術総合研究所(AIST)の情報処理研究部門特別研究員に就任。
その後、情報技術研究部門研究員、知能システム研究部門主任研究員などを歴任しました。
2016年4月からはイノベーション推進本部に所属し、企画主幹を務めるなど、研究と組織運営の両面で活動。
また、東京藝術大学美術学部の非常勤講師として先端芸術表現科の講義を担当するなど、教育分野にも携わってきました。
ZEN大学教授としての活動
2025年に開学したオンライン通信制大学「ZEN大学」において、知能情報社会学部の教授に就任。
デジタル社会や共創プラットフォームをテーマに教育・研究を行っていたとされています。
新設大学の看板的存在の一人でもあっただけに、今回の逮捕は大学側にも大きな影響を与える可能性があります。
今後の焦点
今回の事件では、SNSでの出会いが発端とされています。
年齢認識の有無、やり取りの具体的内容、他に同様の事案がないかなどが今後の捜査の焦点となるでしょう。
教育機関に所属する立場であったことから、社会的責任の重さも問われています。
事実関係の解明とともに、大学側の対応や処分の行方にも注目が集まります。
まとめ
江渡浩一郎容疑者は、メディアアーティストとして国内外で活動し、研究者としても博士号を取得するなど華々しい経歴を持つ人物でした。
慶應義塾大学、東京大学大学院を経て、産業技術総合研究所やZEN大学で活躍してきました。
しかし、今回の児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑での逮捕により、そのキャリアは大きな転機を迎えています。
事件の詳細については、今後の捜査と司法手続きの中で明らかになっていく見通しです。
続報が入り次第、情報を整理していきます。
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