2024年、紫綬褒章を受章し、名実ともに日本を代表する実力派俳優として知られる**段田安則(だんた やすのり)**さん。舞台やドラマ、映画に数多く出演し、存在感のある演技で多くのファンを魅了し続けています。
そんな段田安則さんが、2024年7月16日に放送されるテレビ朝日系の人気トーク番組『徹子の部屋』に出演します。
番組内では、奥様との馴れ初めや現在の夫婦生活について赤裸々に語る場面があり、注目を集めています。
本記事では、「段田安則の妻は劇団員女優?」「なぜ一度別れたのに結婚に至ったのか?」「どんな夫婦関係なのか?」など、段田さんの私生活に焦点を当てて深掘りしていきます。
■ 段田安則プロフィール
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本名:段田 安則(だんた やすのり)
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生年月日:1957年1月24日(2024年時点で67歳)
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出身地:京都府京都市
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出身校:同志社大学中退
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所属劇団:かつては劇団「夢の遊眠社」(主宰:野田秀樹)に所属
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代表作:『葵 徳川三代』『古畑任三郎』『おんな城主 直虎』『ドクターX』など多数
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受賞歴:2024年 紫綬褒章受章
長年にわたり舞台を中心に活躍し、90年代以降はテレビドラマでも数々の名演を見せてきた段田安則さん。派手さはなくとも、確かな演技力で作品を支える名バイプレイヤーの代表格です。
■ 妻は元劇団員の女優!出会いは同じ劇団だった
段田安則さんの奥様は、一般人ではなく元劇団員の女優。お名前や詳しいプロフィールは公にはされていませんが、段田さんと同じ劇団で活動していたことが分かっています。
2人が出会ったのは、段田さんが26歳頃、つまり1983年前後のこと。当時、段田さんは「夢の遊眠社」で活動しており、奥様も同劇団の一員だったようです。共通の舞台を通じて関係を深めていったと考えられます。
● 付き合ってすぐに結婚……ではなかった
しかし、出会ってすぐに結婚というわけにはいきませんでした。
2022年に出演した『徹子の部屋』では、段田さん自身が次のように語っています。
「同じ劇団にいて、26歳ぐらいで知り合ったと思いますけど、一度それで離れました。けれどもそれからなぜか、こう、まあ、なんとなく長く……。なんだかんだで結局40過ぎに結婚いたしました。」
つまり、一度交際し、別れ、その後復縁して40代になってから結婚したというのです。
これは非常に珍しいパターン。長い年月を経て再び心を通わせた2人の関係は、ある意味“運命”だったのかもしれません。
■ なぜ一度別れたのか?複雑な人間関係と舞台人としての葛藤
交際を一度解消した理由については明言されていませんが、同じ劇団に所属していたという点を踏まえると、仕事と私生活が交錯する難しさが背景にあった可能性があります。
劇団員としてのプレッシャーや、お互いの役者としての成長過程の違いなどが、距離を取るきっかけになったのかもしれません。
舞台という独特の世界では、密な人間関係が築かれる一方で、そこに感情が入りすぎると「舞台に悪影響が出る」と考える人も多いようです。
一度距離を置いたことで、それぞれが役者として自立し、再会したときには**「信頼し合える大人の関係」**として改めて恋愛がスタートしたのかもしれません。
■ 冷たい戦争?現在の夫婦関係とは
番組の中で、黒柳徹子さんから「夫婦げんかはなさらない?」と尋ねられると、段田さんは「いやいや、冷たい戦争ですね」と苦笑い。
「もっと何かがあったら“ダメじゃないか、何だ、君は!”とか言ってケンカすりゃいいんでしょうけど、お互い、何かありますとスッと冷たく離れていくみたいな状態があって……」
と語り、あからさまな喧嘩はしないものの、“距離を置く”という独特のスタイルで夫婦のバランスを保っているようです。
● 宅配便や回覧板で仲直り?
ケンカの仲直りについても段田さんらしいエピソードが。
「どうしようもない宅配便が来たときとか、回覧板来るとか、そういう業務連絡がございますよね。それでなんとなく解けていく」
これはまさに“熟年夫婦あるある”とも言える関係性。言葉ではなく、日常のちょっとした出来事を通じて、自然と距離が縮まる……そんな落ち着いた大人の夫婦像が垣間見えます。
■ 奥様の出身地は神戸!共通する“関西気質”
段田安則さんは京都府出身ですが、奥様も兵庫県神戸市出身とのこと。
関西弁を話す家庭であることは間違いなく、日常会話はおそらく関西流のテンポとユーモアに溢れているのではないでしょうか。
また、関西人同士ということで、価値観や感性が似ていることも、長く一緒にいられる理由のひとつかもしれません。
■ 公私ともに支え合う関係
段田さんはこれまで大きなスキャンダルに見舞われることなく、一貫して俳優業にまい進してきた印象があります。その背景には、奥様の支えがあったのではないかと考えられます。
芸能界は浮き沈みの激しい世界。とくに舞台俳優は地道な努力が求められ、華やかなテレビ業界と比べるとストレスも大きいと言われます。
そんな中で、奥様が同じ舞台出身の“同志”であったことは、段田さんにとって非常に大きな安心感を与えていたのでしょう。
■ まとめ:別れも経験したからこそ、今の夫婦の形がある
段田安則さんと奥様は、若い頃に出会い、一度別れを経験し、それでも縁が途切れることなく、40代になって結婚という道を選びました。
喧嘩はしないけれど“冷たい戦争”になることもある。でも、日々の宅配便や回覧板という小さな出来事が夫婦をつなぎ止めている――そんな自然体で無理のない関係は、多くの人にとって共感を呼ぶ夫婦像です。
これからも、段田安則さんが俳優としてますます活躍されること、そして夫婦仲良く穏やかな生活を送られることを、心から願っています。
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