2025年7月17日、兵庫県尼崎市にある「瀬尾クリニック」の院長・瀬尾達(せお とおる)容疑者(62)が、窃盗と建造物侵入の容疑で逮捕されたというニュースが大きな波紋を呼んでいます。
医師でありながら、同じビル内にある薬局に合鍵を使って侵入し、糖尿病治療薬「リベルサス 7mg」などを盗んでいたという前代未聞の事件。この報道を受け、SNS上では「信じられない」「医者が薬を盗むなんて」「病院に通っていた患者さんがかわいそう」など、怒りと驚きの声が広がっています。
本記事では、
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瀬尾達容疑者の顔画像やSNS情報
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妻や子供などの家族情報
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犯行の動機とその背景
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明らかになった余罪
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クリニックの評判と今後の影響
など、現在までに分かっている情報を徹底調査し、お届けします。
◆ 瀬尾達容疑者の顔画像公開|温厚そうな印象だが…
まずはこちらの顔画像をご覧ください。
画像を見る限り、瀬尾容疑者は真面目で温厚そうな印象の人物です。実際に患者からも「丁寧な診療」「子どもにも優しい」といった評判が多く寄せられていました。
しかし、その裏では信じがたい犯行を繰り返していたとされ、信頼を裏切られた地域住民からは憤りの声が上がっています。
◆ SNSアカウントやオンラインでの活動は?
現時点で、瀬尾達容疑者本人と思われるFacebookやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSアカウントは確認されていません。
クリニックの公式ウェブサイトやGoogleマップには、「瀬尾クリニック」としての情報が残っており、通常の診療科目や診療時間、アクセス方法などが記載されていましたが、今回の事件報道を受け、現在は非公開または閉鎖されている可能性もあります。
◆ 瀬尾達の妻や子供、家族構成は?
瀬尾容疑者の家族については、現在のところ詳しい情報は公表されていません。ただし、62歳という年齢から考えて、既婚で子供がいても不思議ではありません。
一部では「家族のことを考えるといたたまれない」「子供がいたら、将来に影響が出るのでは」といった同情の声も上がっています。
今後の報道で、家族に関する情報が出てくる可能性もあるため、引き続き注視する必要があります。
◆ 犯行の詳細と動機|なぜ医師が薬を盗んだのか?
▶ 事件の概要
逮捕容疑は、昨年9月、瀬尾クリニックと同じビル内にある薬局に合鍵を使って侵入し、糖尿病治療薬「リベルサス 7mg」20錠を盗んだというもの。
薬局側は、数ヶ月にわたり「糖尿病治療薬ばかりが盗まれている」と不審に思い、防犯カメラを設置。10月30日に瀬尾容疑者が薬局内に侵入する映像が録画されており、それが決定打となり警察に通報。6月30日に一度目の逮捕となり、今回の再逮捕に至りました。
▶ 動機は「自分と友人の減量目的」
取り調べで瀬尾容疑者は容疑を認め、
「リベルサスを盗んだのは、自分が服用するためと、知人に与えるためだった」
と供述。
「友人のダイエットのために」「自分も痩せたかった」と話しており、美容目的の私的使用であった可能性が高いと見られています。
◆ リベルサスとは?なぜ狙われたのか
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の一種で、本来は糖尿病2型の治療薬として使用されるものです。
しかし、血糖値を下げる以外にも「食欲を抑える」「体重減少効果がある」といった理由から、美容・ダイエット目的での使用が流行しています。SNSや美容クリニック界隈では、密かに“痩せ薬”として人気があり、定価も高価であるため、闇取引の対象になることもしばしば。
瀬尾容疑者も、この「痩せ薬」としての効能を狙って盗んだ可能性が濃厚です。
◆ 余罪は?数百万円分の薬が消えていた
薬局側の証言によると、ここ数ヶ月で被害額は「数百万円規模」にのぼるとのこと。犯行は1回限りではなく、何度も繰り返されていたとみられています。
すでに警察は複数回にわたる薬局への侵入を確認しており、建造物侵入・窃盗・窃盗未遂の容疑で捜査を拡大中。リベルサス以外の薬品も盗まれていた可能性があり、さらなる余罪が発覚する可能性も十分にあります。
◆ 瀬尾クリニックの現在と今後の対応は?
瀬尾クリニックは、JR立花駅前のビル内にある耳鼻咽喉科クリニックとして、地域住民に親しまれてきました。Googleレビューでも「説明が丁寧」「人気の先生」といった声が見られました。
しかし今回の逮捕を受けて、クリニックの運営は事実上困難となる見込みです。院長が逮捕されたことで閉院の可能性も浮上しており、通院していた患者の多くが他院への移動を余儀なくされています。
医師という立場にありながら、信頼を裏切る行為に及んだことで、地域の医療機関全体への信用失墜にもつながりかねません。
◆ ネット上の反応まとめ
以下はSNS上の主な反応です:
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「なんで医者が薬を盗むの?自分で処方できるでしょ…」
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「ダイエットのためにリベルサス盗むとか最低」
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「真面目そうな顔してるのに裏では犯罪」
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「地域の人たちがかわいそう」
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「クリニックに通っていたけど信じられない」
医師という職業は、高い倫理観と信頼性が求められます。今回の件は、その信頼を真っ向から裏切るものだったといえるでしょう。
◆ まとめ:なぜ、瀬尾達容疑者は一線を越えたのか
本件は、金銭的な困窮や犯罪組織による脅迫などが背景にあったわけではありません。医師という立場でありながら、個人的な目的――「痩せたい」「友人にあげたい」――という軽率な理由で、犯罪に手を染めてしまったことが明らかになっています。
「誰にも見られていないから大丈夫」「薬局の薬くらい、バレないだろう」という安易な判断が、結果的に人生を大きく狂わせました。
今後、医療業界や薬剤管理体制への信頼をどう回復していくのか、社会全体で考える必要があるでしょう。
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