2025年7月18日、全国に衝撃が走ったニュースが飛び込んできました。
舞台は宮城県石巻市――たった13歳の女子中学生を、飲食店の接客業務に従事させたとして、20代の男女2人が逮捕・送検されたのです。
逮捕されたのは、石巻市立町2丁目の飲食店「Noah’s(ノア)」を共同経営する**遠西千晴(とおにし・ちはる)容疑者(28)**と、**及川健太(おいかわ・けんた)容疑者(29)**の2人。
この記事では、彼らの顔画像やSNSの情報、飲食店の詳細、動機や余罪の可能性について詳しく掘り下げていきます。
事件の概要|たった13歳の少女が酒席に動員される衝撃
警察によると、遠西容疑者と及川容疑者は共謀し、2025年4月から5月にかけて、当時13歳の女子中学生を従業員として雇用。
しかもその中学生に対し、酒の席での接待をさせた上、酒類まで提供していたという疑いが持たれています。つまり、いわば「キャバクラ的な営業」に未成年者を使っていたということになります。
この情報を受け、宮城県警は「未成年を働かせている店がある」との内部通報や市民からの通報をもとに、5月下旬に飲食店「Noah’s」を家宅捜索。証拠や関係者への聞き取りを通して今回の逮捕に至ったとのことです。
飲食店「Noah’s(ノア)」の場所はどこ?
問題となっている店舗「Noah’s(ノア)」は、宮城県石巻市立町2丁目にある繁華街の一角に位置する飲食店です。
石巻市立町といえば、駅から近い立地で飲食店が立ち並ぶ地域。地元の人々だけでなく、観光客やビジネスマンなども利用するスポットです。
Googleマップなどで「Noah’s 石巻」などと検索すると、一部口コミサイトや地図サービスに店舗情報が掲載されていた痕跡もあります。しかし、今回の事件を受け、現在は店舗の情報が非公開もしくは削除されている可能性が高いです。
遠西千晴と及川健太の顔画像やSNSは?
遠西千晴容疑者・及川健太容疑者の顔画像を調査してみたところ、
遠西千晴容疑者のみ顔画像が公開されていました
SNSに関してですが過去にお店の宣伝や個人SNSで「スタッフ紹介」「オーナー挨拶」などとして顔出ししていた可能性も考えられます。
特にInstagramやTikTok、X(旧Twitter)などでは、店舗関係者やスタッフが顔出しで投稿していることも多く、店名「Noah’s 石巻」や「ちーちゃん」「けんちゃん」などのニックネームをヒントに検索を進めると、一部で類似人物のアカウントや写真が出回っているようです。
しかし、確定情報とは言い切れないため、現在SNS上の情報は精査中とされており、警察やメディアからの正式な発表を待つ必要があります。
容疑者の供述と認否
警察の調べに対して、2人の供述内容には温度差が見られます。
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遠西千晴容疑者は「19歳だと認識していた」と述べ、容疑を一部否認
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一方で、及川健太容疑者は「おおむね合っている」と述べ、事実関係を概ね認めている
このことから、事件の主導者や意図について、2人の間で見解の違いや責任の押し付け合いが行われている可能性もあります。
動機は「人手不足」か「利益優先」か?
では、なぜ13歳という中学生を働かせたのでしょうか?
一般的に、接客業では18歳以上が採用条件であり、未成年へのアルコール提供は酒類提供等防止法や児童福祉法に違反します。
考えられる動機としては:
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深刻な人手不足:地方都市では飲食業界の求人難が続いており、「手が足りないから」と違法な採用に踏み切った可能性
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利益優先:若年のスタッフが「ウケがいい」として、売り上げ向上を狙った意図
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違法性の軽視:未成年に酒を出すことや接待をさせることの重大さを理解していなかった、または軽視していた
このような動機のいずれか、もしくは複数が絡んでいると見られています。
余罪は?他にも未成年が働いていた?
警察は現在、事件のいきさつや金の流れ、さらに余罪の有無について捜査を進めているとしています。
注目されているのは、
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他にも複数の未成年が雇用されていた可能性
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客側にも未成年と知りつつ接客を受けた者がいたか
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売上の帳簿操作や脱税の疑い
など、表沙汰になっていない闇がさらに広がる可能性です。
また、一部報道では、店舗に無許可営業や風営法違反の疑いがあるという情報も出ており、今後の捜査の展開が注目されます。
ネット上の反応は?
今回の事件に対するネット上の反応は非常に厳しいものが多く、SNS上では次のような声が上がっています。
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「13歳に酒を提供するなんて、信じられない」
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「未成年を使って稼ごうとか終わってる」
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「雇われた子にも家庭的な事情があったのかも」
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「店も客も全部調べて、芋づる式に摘発してほしい」
被害者である13歳の少女にも、何らかの家庭的事情や金銭的困窮があった可能性も否定できません。このような事件は、経営者側だけでなく、社会全体の支援体制やモラルが問われる問題でもあります。
結論:氷山の一角か、全国に広がる違法雇用の現実
今回の事件は、宮城県石巻市という地方都市で発生したものですが、似たような未成年雇用・接待・酒類提供の問題は全国に潜在している可能性があります。
SNSを使って求人を出したり、若さを売りにして営業する手口は、今後ますます巧妙化すると考えられます。
遠西千晴容疑者・及川健太容疑者に対しては、法の下で厳正な処分が求められるのはもちろん、再発防止に向けた行政・教育現場の介入も必要です。
今後の捜査の行方や裁判の内容についても注視していく必要があります。
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