2025年7月、人気回転寿司チェーン「はま寿司」で提供された茶碗蒸しにゴミが混入していたという投稿がSNS上で波紋を呼んでいます。
今回の事件が発覚したのは、Meta社が運営するSNS「Threads(スレッズ)」での一般ユーザーの投稿から。
茶碗蒸しの中に入っていたのは、なんと**「甘だれ」の使用済み小袋**。
しかもその状態でそのまま蒸され、客の目の前に提供されたというから驚きです。
本記事では、**どの店舗で発生したのか?その原因は?**そして、SNS上での反応や店舗の対応などを含めて徹底的に調査・解説していきます。
はま寿司で茶碗蒸しにゴミ混入…問題の店舗は「ゲートシティ大崎店」
今回の騒動の舞台となったのは、**東京都品川区にある「はま寿司 ゲートシティ大崎店」**です。
オフィスビルが立ち並ぶ立地で、ランチタイムには多くのビジネスマンが訪れる店舗として知られています。
問題の投稿があったのはThreadsで、「茶碗蒸しの蓋を開けたら使用済みの甘だれ小袋が中に入っていた」という衝撃の内容。
投稿者は、
「お店の対応は交換のみ。めっちゃ気持ち悪い。なぜこうなったのか説明が欲しい。カスタマーサービスにも連絡したが、返信があった後は1ヶ月以上音沙汰がない」
と、不満をあらわにしています。
【画像あり】使用済み甘だれが“蒸された”状態で混入
投稿には証拠画像も添付されており、そこには**「はま寿司 甘だれ」**と明記された小袋が、まるで具材のように茶碗蒸しの上に乗っている様子が写っていました。
小袋は明らかに一度使用された形跡があるもので、完全にゴミとみられます。
この投稿に対しては、「カスハラだ」「自作自演では?」といった心無い声も上がりましたが、一方で多くのユーザーが投稿者に共感するコメントを寄せています。
はま寿司が事実を認め、広報がコメント
本件について取材を受けたはま寿司の広報担当者は、以下のようにコメントを出しています。
「ご指摘の通り、当該店舗において商品に異物が混入していたことは事実です。」
原因については以下のように説明しています。
「食器洗浄機の中で食器に付着していた異物が、そのまま気づかれずに調理工程に入り、蒸されてしまった可能性が高いと判断しています。従業員には提供前の目視確認を徹底するよう再教育を行いました。」
また、投稿者からの問い合わせについても、
「お客様からは当日に問い合わせフォームからご連絡をいただき、弊社からも数分後には返信しております。」
としながらも、その後1ヶ月以上返答がなかった点には触れず、公式には「謝罪と商品交換」を標準対応としているとのことでした。
SNS上での反応「交換品でも食べられない」「気持ち悪い」
SNSでは、今回の事件に関して様々な声があがっています。以下、一部を紹介します。
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「交換されたって、もう無理。誰かがゴミを捨てた器でそのまま出されたかと思うと吐き気がする。」
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「交換したやつも不衛生に見えてしまう。一度でも気持ち悪いと思うと、もう信頼できない。」
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「謝罪と交換だけで済ませようとしてるのが企業としてどうなんだろう」
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「まじでトラウマレベル。信じられない。」
一方で、「甘だれ袋くらい大袈裟じゃない?」とする声も少数ながら存在しています。
類似事件は今年4月にも…はま寿司の衛生管理は大丈夫?
実は、はま寿司では今年2025年4月にも類似の異物混入事件が報じられています。
当時はプレオープン中の大分県中津店で、「まぐろの大葉はさみ揚げ」の中に吸水紙が混入していたというものでした。
このときも、衛生管理体制に対して多くの疑問の声があがっており、今回の茶碗蒸し事件と合わせて「はま寿司の管理体制は本当に改善されているのか?」という不信感がさらに強まっています。
混入の原因は「洗浄機内の異物の見逃し」
広報の説明によると、問題の原因は「洗浄機に入った食器に付着していた異物(甘だれ袋)を見逃したまま調理に使用してしまった」ことにあるとのこと。
ただ、これに対してSNSでは、
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「え、洗浄前に入ってたゴミってこと? じゃあ誰かがゴミを器に捨てたってこと?」
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「そんな器使いまわしされるなんて怖すぎる」
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「その甘だれ、他人が舐めて捨てたやつだったらと思うともう無理」
など、衛生面だけでなく精神的なダメージを訴える声も相次いでいます。
外食チェーン全体への信頼が揺らぐ中で…
2025年に入り、外食チェーン全体で異物混入・不適切行為などの問題が相次いで報道されています。
飲食店側の管理責任はもちろんのこと、客側のモラルやSNS拡散による炎上リスクも問題視される現代において、今回のような「店舗での衛生管理ミス」は、特にセンシティブな問題として受け止められます。
はま寿司は今後どうする?利用客が求める“信頼回復”
投稿者の「交換されたけど食べられなかった」という言葉が示す通り、はま寿司への信頼は著しく損なわれました。
単なる交換対応では済まされず、明確な原因究明と再発防止策の公表、さらに誠意ある謝罪が求められています。
今後はま寿司がどう対応し、消費者の信頼を回復できるかは、同業他社も注目しているポイントです。
まとめ:飲食業界全体に求められる「見えない安心感」
今回の茶碗蒸し異物混入事件は、「たった1つのゴミ」が店舗全体、企業全体、さらには業界全体の信頼を揺るがす現代の現実を象徴しています。
ポイントまとめ
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混入があったのは「はま寿司 ゲートシティ大崎店」
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甘だれの使用済み小袋が蒸されて提供された
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はま寿司は事実を認め、目視確認を再徹底と発表
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SNSでは「不快」「気持ち悪い」との声が圧倒的多数
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4月にも類似事件があり、衛生管理体制に再び疑問
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今後の対応次第で信頼回復なるかに注目が集まる
食の安心・安全を当たり前に享受するためには、店舗側の「徹底した管理」と「透明な説明責任」が不可欠です。
はま寿司に限らず、今後飲食チェーンがどう進化していくか、私たち消費者もその目で見届ける必要があるでしょう。
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