人気アニメ『北斗の拳』のトキ役や、『ハリー・ポッター』シリーズのセブルス・スネイプ役の吹き替えで知られる声優・土師孝也(はし・たかや)さんが、2025年8月27日に心筋梗塞のため72歳で亡くなりました。
長年アニメや映画吹替、舞台俳優として幅広く活躍し、芸能事務所「アプトプロ」の代表取締役も務めた土師さんの訃報は、多くのファンに衝撃を与えています。
そんな土師孝也さんの娘も、実は声優として活躍していることをご存じでしょうか。
その人物こそ、『ウマ娘 プリティーダービー』のメジロライアン役を務める声優・土師亜文(はし・あふみ)さんです。
本記事では、土師孝也さんの娘・土師亜文さんの 学歴や経歴、声優としての代表作 を詳しく調査しました。
土師亜文(はし あふみ)のプロフィール
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名前:土師 亜文(はし あふみ)
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生年月日:1990年5月9日(35歳)
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出身地:東京都
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職業:声優、ナレーター
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所属事務所:81プロデュース
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代表作:『ウマ娘 プリティーダービー』(メジロライアン役)、『HUGっと!プリキュア』(百井あき役)など
父・土師孝也さんと同じく声の仕事を選んだ亜文さん。芸能一家の二世ということもあり、注目される存在です。
学歴|早稲田大学文化構想学部を卒業
土師亜文さんは 早稲田大学文化構想学部 の卒業生です。
高校時代には専門学校への進学を考えていたものの、教師から「もっと広い世界を見たほうがいい」とアドバイスされ、大学進学を選択。結果的に多様な人々と出会える環境で学び、人間力を磨いたことが声優活動にもつながったと語っています。
同大学では声優・内山昂輝さんと同じ学部・学年で、同級生という点も注目されています。
また、フランス語を中学・高校から学び続けており、大学でもフランス語を専攻。アニメやナレーションの現場でフランス語を生かす機会もあるそうです。
経歴|新人発掘オーディションから声優デビュー
土師亜文さんは 第4回声優アワード新人発掘オーディション に合格したことをきっかけに声優の道へ進みました。
大学時代はミュージカルサークルとアナウンス研究会に所属。ナレーションの楽しさを知り、「これだ!」と声優業を志すようになったといいます。
デビュー当初は生放送の番組と大学のゼミが重なるなど、学業と仕事の両立に苦労した経験もあったそうです。それでも周囲の支えを受けながら声優としてのキャリアを積み重ねていきました。
代表作|『ウマ娘』メジロライアン役でブレイク
声優としての代表作は、やはり 『ウマ娘 プリティーダービー』のメジロライアン役 でしょう。
オーディションの際には「この役を取れなければ自分には他に演じられる役がない」と思うほどの覚悟で臨んだと語っています。合格が決まった時には涙が出るほど嬉しかったといい、まさに運命のキャラクターといえます。
その他の代表作には以下のようなものがあります。
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『HUGっと!プリキュア』(百井あき)
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『メジャーセカンド』(北大路颯太)
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『ドメスティックな彼女』(チカ)
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『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(工藤杏)
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『フェルマーの料理』(アネット・バルトリ)
アニメだけでなくナレーションでも活動しており、父・孝也さんと同じく 幅広い声の表現力 を持つ声優として注目されています。
父・土師孝也さんとの関係
父・孝也さんはアニメから洋画吹替、舞台に至るまで多方面で活躍し続けた名優。その背中を見て育った亜文さんが声優の道を選んだのは、自然な流れだったのかもしれません。
孝也さんの死去が発表された際、ファンの間では「娘の亜文さんも立派な声優になっていて、父のDNAを受け継いでいる」といった声が多く見られました。
まとめ
土師孝也さんの娘・土師亜文さんは『ウマ娘』メジロライアン役で知られる声優 です。
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早稲田大学文化構想学部を卒業
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声優アワード新人発掘オーディション合格でデビュー
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『ウマ娘』をはじめ数々の作品に出演
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ナレーションでも活動
父・孝也さんが残した大きな功績を受け継ぎ、今後さらに活躍の場を広げていくことでしょう。
土師孝也さんのご冥福をお祈りするとともに、娘・亜文さんの今後の飛躍にも期待したいですね。
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