福岡県警でまたしても幹部職員による不祥事が発覚しました。
捜査1課の検視官室長を務める**田中浩司警視(51)**が、女性を盗撮したとして書類送検・停職3カ月の懲戒処分を受け、その同日に依願退職したというのです。
しかし「処分が甘すぎる」「退職金をもらっているのでは?」という批判が噴出しています。
本記事では、田中浩司警視の顔画像や家族構成、そして退職金の金額について詳しく調べました。
田中浩司警視の事件概要
福岡県警は2025年10月23日、スマートフォンで女性を盗撮したとして田中浩司警視(51)を県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検しました。
停職3カ月の懲戒処分を受けたうえで、同日付で依願退職しています。
事件の詳細は次の通りです。
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6月13日:福岡市地下鉄の車内で10代の女子大学生のスカート内を撮影しようとした
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6月15日:20代女性アルバイトの内ももを撮影した疑い
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起訴を求める厳重処分の意見を付けた
さらに驚くべきことに、県警の女性職員が「撮影された」と相談したことで庁舎内での盗撮も発覚。
押収したスマホからは約3900件の動画・写真データが見つかりました。
本人は「欲求を満たすためにやった」と容疑を認めており、常習的な盗撮だった可能性が高いとみられています。
福岡県警で続く不祥事
福岡県警では、2025年8月以降、幹部職員による不祥事が相次いでいます。
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幹部による不同意わいせつ事件での逮捕・起訴
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セクハラ行為による懲戒処分
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そして今回の田中浩司警視による盗撮事件
まさに「組織のモラル崩壊」とも言える状況です。
那須重人首席監察官は「被害者および県民の皆さまに深くお詫び申し上げる」とコメントしていますが、県民の不信感は強まるばかりです。
処分が甘すぎると言われる理由
停職3カ月+依願退職=実質的に“温情処分”
今回の処分は「停職3カ月の懲戒処分」。
しかし同日付で依願退職しているため、事実上は懲戒免職を回避した形となっています。
一般的に懲戒免職であれば退職金の全額または一部が不支給になりますが、
依願退職ならば通常の退職金支給対象となります。
ネット上ではこの点に対して、
「普通に退職金ゲットしてるじゃん!」
「我々の税金が盗撮犯の懐に…」
「3,900件も盗撮しておいて3カ月停職ってありえない」
といった怒りの声があふれています。
書類送検止まりで逮捕されず
また、田中浩司警視は逮捕されていません。
一般市民ならば現行犯逮捕されるケースでも、警察幹部は「書類送検止まり」でした。
この「身内に甘い処分」が、批判の火に油を注いでいます。
顔画像は?SNSアカウントは?
現在、田中浩司警視の顔画像は報道機関から公表されていません。
福岡県警は実名を発表したものの、顔写真の提供はなく、メディア各社も掲載を控えています。
SNS(Facebook・X・Instagramなど)でも、本人と特定できるアカウントは見つかっていません。
警察幹部という職務上、個人情報管理が厳重であるため、SNS利用は控えていた可能性が高いです。
一方、ネット上では「顔を出さないのは不公平だ」「民間人なら即顔出し報道なのに」といった声も上がっています。
嫁や子供など家族構成は?
田中浩司警視は51歳。
警察の幹部職であり、年齢からしても結婚して家族がいる可能性が高いですが、
現時点で妻や子どもに関する情報は一切公表されていません。
報道でも「家族構成」「自宅住所」「家族への取材」などは行われておらず、
家族への影響を考慮して報道を控えているものと思われます。
ネット上では、
「奥さんや子供がかわいそう」
「父親が警視で盗撮犯とか、信じられない」
という同情の声が見られます。
家庭を持ちながら、公私をわきまえずにこのような行為を行った点は、倫理的にも重い非難を受けています。
田中浩司警視の経歴と役職
報道によると、田中浩司警視は性犯罪捜査を担当する特別捜査班長を務めた経歴を持ちます。
つまり、盗撮やわいせつ行為を取り締まる側の立場だったのです。
まさに「性犯罪捜査のプロ」が、自ら性犯罪に手を染めたという前代未聞の事態。
福岡県警内部でも衝撃が走り、再発防止に向けた研修強化や倫理教育の見直しが急務とされています。
退職金はいくら?支給される可能性は?
依願退職なら退職金が支給される
田中浩司警視は懲戒免職ではなく「依願退職」です。
そのため、退職金が支給される可能性が極めて高いです。
懲戒免職となれば退職金は全額カット、もしくは減額対象になりますが、
依願退職は「自己都合退職」として扱われ、満額または一部が支払われます。
警視の退職金相場は?
警視クラスの退職金は、おおよそ700万~1000万円程度とされています。
勤続30年以上であれば、さらに加算される可能性もあります。
つまり、停職3カ月処分を受けたとはいえ、
数百万円~1000万円近い退職金を受け取っている可能性があるのです。
これに対してSNSでは、
「盗撮して1000万ゲットってふざけてる」
「退職金制度を見直すべき」
といった批判が殺到しています。
退職金支給の透明性が問題に
福岡県警は、懲戒処分者の退職金支給の有無を公表していません。
そのため、市民からは「ブラックボックス化している」との不信感が強まっています。
警察組織の信頼を取り戻すためには、
処分内容だけでなく退職金や再就職先などの情報も透明化する必要があるでしょう。
なぜここまで処分が軽いのか?
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組織の体質
警察内では、幹部や上層部に対して「身内に甘い処分」が長年問題視されています。 -
内部事情の隠蔽体質
警察内での不祥事は「組織の信頼を守るために伏せる」傾向が強く、今回もそれが働いた可能性があります。 -
早期退職による“逃げ切り”
依願退職という形を取ることで、懲戒免職や刑事処罰の前に組織を離れ、
退職金や恩給を確保することが可能になるのです。
こうした構造的な問題が、県警への信頼をさらに損ねる結果となっています。
福岡県民の怒りの声
X(旧Twitter)やYahoo!ニュースのコメント欄では、次のような意見が多数寄せられています。
「警察官が盗撮とか終わってる」
「懲戒免職じゃないの?甘すぎる」
「税金から退職金が出てると思うと腹が立つ」
「3900件も撮って依願退職っておかしい」
一般市民なら確実に逮捕・実名報道される行為。
それを警察幹部が「停職3カ月」で済ませるというのは、確かに納得しがたい処分です。
今後の課題と再発防止策
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処分基準の見直し
幹部に対しても、一般市民と同等の刑事責任を求めるべき。 -
退職金制度の透明化
懲戒処分者に退職金が支給された場合は、詳細を公表する必要があります。 -
組織の再教育
倫理研修やセクハラ防止研修の強化が急務。 -
被害者支援の充実
今回の被害者の多くは匿名であり、精神的ケアが求められます。
まとめ
福岡県警の田中浩司警視による盗撮事件は、
警察幹部による犯罪という点で非常に重大です。
約3900件の盗撮データが見つかったにもかかわらず、
処分は停職3カ月、そして依願退職。
顔画像も公開されず、退職金も支給される可能性があるという“甘すぎる処分”に、市民からは怒りの声が広がっています。
警察という「正義を守る立場」にある者が、自ら法を破ったこの事件。
福岡県警は、組織の信頼を取り戻すために、今こそ本気で再発防止と処分の透明化に取り組むべき時です。
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