高森清文 高森理華 田中安憲の顔画像 アースワンとはどんな会社?余罪がヤバい

2025年7月9日、神奈川県警が摘発した重大な金融詐欺事件が、全国に衝撃を与えています。

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逮捕されたのは、札幌市に本拠を置く投資会社「アースワン」の代表取締役・高森清文(たかもり・きよふみ)容疑者(77)、その妻で自称理容師の高森理華(たかもり・りか)容疑者(55)、さらに北海道恵庭市在住の無職、**田中安憲(たなか・やすのり)容疑者(49)**の3名です。

本記事では、この事件の全容、アースワンという会社の実態、そして彼らの顔画像やこれまでの詐欺行為、余罪の可能性など、詳細に掘り下げていきます。


目次

◆事件の概要:無登録でFX投資を勧誘

神奈川県警生活経済課の発表によれば、3人は共謀して2023年8月~2024年8月の間に、無登録でFX(外国為替証拠金取引)投資の勧誘を行ったとのことです。

金融商品取引業は、本来、金融庁への登録が義務づけられているにもかかわらず、彼らはそのルールを無視し、あたかも合法で信頼性のある投資話であるかのように顧客にアプローチをかけていたとされています。

7年で10倍に増やす」「必ず儲かるFXプラン」などといったキャッチーな言葉を用い、資産運用に関心のある高齢者や主婦層をターゲットに勧誘。実際に3名の顧客から計7030万円を集金したことが確認されています。


◆配当はゼロ、返金にも応じず

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今回の事件で特に悪質とされているのが、出資者に対して一切の配当が支払われておらず、返金にも応じていなかった点です。こうした詐欺的手法は、典型的な「ポンジ・スキーム」に酷似しており、投資を装った資金搾取と見なされても仕方がありません。

出資者の多くは、「返金を求めたが対応してもらえなかった」と証言しており、怒りと落胆の声が各地で上がっています。


◆34人から総額約4億8500万円を集金か

現在、県警はさらに広範囲にわたる調査を進めており、2021年9月~2024年10月の間に、少なくとも34人から合計で約4億8500万円を集めていた可能性があるとしています。

この金額の大きさから見ても、アースワンによる詐欺行為は、単発の違法営業ではなく、組織的かつ計画的な金融犯罪であったと考えられます。


◆逮捕された3人のプロフィールと顔画像は?

●高森清文容疑者(77)

  • 役職:アースワン代表取締役

  • 居住地:北海道札幌市

  • 年齢:77歳

  • 供述:容疑を一部否認

高齢ながら、企業の代表として表に立っていた高森容疑者は、過去にも「不動産投資」や「金(ゴールド)運用」などを扱う業者として活動していた形跡があります。今回の事件では中心人物とされており、彼の供述や資金の流れが今後の捜査の鍵を握ると見られています。

●高森理華容疑者(55)

  • 職業:自称・理容師

  • 居住地:札幌市

  • 年齢:55歳

  • 供述:全面否認

夫である清文容疑者と共に会社運営に関与していたとされる理華容疑者は、対外的には「理容師」として活動していたと自称していますが、実際には顧客への説明や契約の勧誘などに積極的に関与していたとされ、重要な役割を担っていた可能性が高いです。

●田中安憲容疑者(49)

  • 職業:無職

  • 居住地:北海道恵庭市

  • 年齢:49歳

  • 供述:容疑を認める

今回の事件の中で唯一、容疑を認めているのが田中容疑者です。彼は現場での勧誘活動や顧客対応など、実務を担っていたとされており、被害者とのやり取りが数多く記録に残っているようです。

※現時点で3人の顔画像は報道などにより一部公開されていますが、ネット上ではモザイク処理された画像が主流です。詳細な特定は今後の報道を待つ必要があります。


◆アースワンとはどんな会社だったのか?

アースワンは、北海道札幌市に本社を構える**「投資関連のコンサルタント会社」**として設立されていたようです。会社のパンフレットには「資産運用のプロフェッショナル」「FX・海外投資アドバイザー」「顧問契約による長期資産形成」などと記載されていたとされ、あたかも信頼できる専門業者を装っていたことがわかります。

しかし実際には、金融商品取引業の登録は一切なく、無資格での営業活動を展開していたことが判明しています。加えて、顧問契約書などの法的書類も、実際の法令と矛盾する箇所が複数あったとみられ、最初から詐欺的手法で金を集める目的で設立された可能性も否定できません。


◆余罪は?他の投資詐欺にも関与か

神奈川県警は、今回の逮捕だけで事件が終わるとは見ていません。というのも、アースワンが勧誘していた「投資プラン」の中には、以下のような怪しいスキームが存在していたとのこと:

  • 海外FX業者を利用したオフショア口座開設

  • 仮想通貨による匿名送金

  • 日本円から暗号資産への交換指導

  • 収支報告書の偽装

これらの情報から、警察はアースワンが他の詐欺グループや反社会的勢力ともつながりがあった可能性を視野に捜査を続けているようです。また、被害者が全国に渡っているため、今後の被害拡大が懸念されます。


◆ネットやSNSでの反応

ネット上では今回の事件に対し、多くの怒りと不安の声が寄せられています。

「また高齢者を狙った詐欺…許せない」
「無登録で堂々と勧誘なんて、まさに詐欺じゃん」
「返金されないとかひどすぎる。人生終わるレベルの被害」
「こんな人間が77歳まで詐欺で生きてたのかと思うとゾッとする」

SNSでは「#アースワン詐欺」「#高森清文」「#FX詐欺」のハッシュタグで情報が急速に拡散されており、今後の裁判や報道次第でさらなる関心が集まりそうです。


◆まとめ:被害の全容解明と再発防止を願う

高森清文、高森理華、田中安憲の3名が関与したとされる今回のFX詐欺事件は、表面化している被害額だけでも4億円を超える大規模なものです。

現在も神奈川県警は、資金の流れや余罪、他の共犯者の存在について捜査を進めており、全容解明にはまだ時間がかかると見られています。

私たちも、こうした詐欺に巻き込まれないよう、以下の点を改めて確認しておきましょう。

  • 「必ず儲かる」は詐欺の合図

  • 金融商品を扱う業者は必ず金融庁登録を確認

  • 顧問契約や投資契約書は内容を精査し、第三者に相談

  • SNSやネット広告に安易に乗らない

アースワン事件は、「誰でも被害者になり得る」という警鐘を社会に鳴らしています。

今後の報道と捜査結果に注目しながら、私たち自身も金融リテラシーを高め、同じような被害を未然に防いでいきたいものです。

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