2025年11月放送のテレビ朝日系人気番組『博士ちゃん』に登場したのは、なんと小学6年生にして本格的なピザ職人として注目を集める少年、**成本豊穂(なりもと・あつほ)さん(12歳)**です。
番組では「ピザ職人博士ちゃん」として紹介され、彼が披露したのは“家庭でも簡単に作れる本格ピッツァ”の数々。
和食とイタリアン、二つの食文化を融合させた新しい「食の常識」を提案しました。
その実力はすでに大人顔負けで、なんと11歳でピザ職人として正式デビューし、世界大会への出場まで決まっているのです。
この記事では、そんな天才少年・成本豊穂さんの「小学校」「家族」「お店」「ピザへの情熱」など、知られざる素顔に迫ります。
成本豊穂(なりもと・あつほ)くんのプロフィール

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名前:成本 豊穂(なりもと あつほ)
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年齢:12歳(2025年現在)
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学年:小学6年生
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出身地:広島県呉市
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通っている小学校:公表はされていませんが、呉市内の公立小学校とみられています。
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職業:ピザ職人/「カリフォルニアミルク協会」公式アンバサダー
ピザを生地から自分で作り、トッピングし、石窯で焼き上げる——。
その姿はまさに“本物の職人”です。
番組では、サンドウィッチマンや芦田愛菜さんも「本格的すぎる!」と驚いたほど。
彼のピザ作りの原点は、父・成本豊(ゆたか)さんへの憧れからでした。
父・成本豊さんも実力派ピザ職人!「ナリポ(NALIPO)」のオーナー

豊穂くんの父親・成本豊(ゆたか)さんは、広島県呉市のナポリピザ専門店**「PIZZERIA NALIPO(ピッツェリア・ナリポ)」**のオーナーシェフです。
元海上自衛官という異色の経歴を持ちながら、転職してピザ職人の道へ。
情熱と努力で本場ナポリ仕込みの技を磨き、2024年のカリフォルニアチーズピザコンテストで優秀賞を受賞した実力派です。
豊穂くんが“ピザ職人を目指す”と言い出したのは、小学4年生のとき。
きっかけは「2分の1成人式」でのスピーチでした。
「僕の将来の夢はピザ屋さんです。お父さんに憧れていたので、ピザに興味がわきました。」
この言葉をきっかけに、父と息子の“365日ピザ修行”が始まります。
「365日朝活ピッツァチャレンジ」──親子で挑んだ1年間の物語
2024年から始まった挑戦、「365日毎朝ピッツァ作りチャレンジ」。
朝5時に起きて、父の店の仕込み前に生地をこね、トッピングを工夫し、焼き上げる。
最初は重たい生地を扱うのに苦労していましたが、毎日続けるうちに、手際はどんどんプロの域へ。
SNSで発信されたその姿は大きな話題を呼び、全国から応援コメントが寄せられました。
「最初は遊びの延長のようだったけど、途中から目つきが変わった」(父・豊さん)
「結構しんどいけど、焼いてるときは楽しい」(豊穂くん)
努力を積み重ねた結果、2025年4月には正式にピザ職人としてデビュー。
父の店・ナリポで、お客さんに自分のピザを提供する日を迎えたのです。
カリフォルニアミルク協会の公式アンバサダーに!
さらに豊穂くんは、カリフォルニアミルク協会(California Milk Advisory Board)の日本公式アンバサダーにも就任。
これは、小学生としては異例の快挙です。
協会はその理由を次のようにコメントしています。
「彼の料理への情熱と創造性、そして“ピザを通して笑顔を届ける”という姿勢が、私たちの理念と深く共鳴した。」
アンバサダー就任を記念して、カリフォルニア産モッツァレラチーズを使った特製ピザも販売。
SNSでは「食べてみたい!」「小学生とは思えない」と反響が相次ぎました。
母・綾子さんも支える家族のチームワーク
父・豊さんの職人魂を受け継ぎながら、陰で支えるのが母・綾子さん。
家庭では豊穂くんの生活リズムを整え、勉強や習い事(ピアノ・ハンドボール)との両立を支援しています。
番組の中では、こんな微笑ましいやり取りも。
母・綾子さん:「宿題終わってないじゃない!」
豊穂くん:「昨日決められたけん、8時からやるって!」
親子三人、笑いの絶えない関係性が見える場面でした。
家族全員で夢を追いかける姿こそ、豊穂くんが多くの人に感動を与える理由でしょう。
広島県呉市のナポリピザ専門店「NALIPO(ナリポ)」とは?
ピザ職人親子の拠点となるのが、広島県呉市にあるPIZZERIA NALIPO(ピッツェリア・ナリポ)。
ナポリの薪窯を使い、香ばしい焼き立てピザを提供する人気店です。
ナリポの基本情報(推定)
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店名:PIZZERIA NALIPO(ナリポ)
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所在地:広島県呉市(詳細住所は非公開)
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ジャンル:ナポリピッツァ専門店
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特徴:本格的な石窯焼き・国産小麦とカリフォルニアチーズ使用
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人気メニュー例:
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「マルゲリータ・スペシャーレ」
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「カリフォルニア・チーズピッツァ」
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「フリッタ風ナポリピッツァ(揚げピザ)」
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「アレンジ和風ピザ(味噌×チーズ×しらす)」
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どのピザも、見た目だけでなく“香り”や“食感”にこだわり、まさに「本場ナポリの味」を再現しています。
番組では、サンドウィッチマンや芦田愛菜さんも「これはプロの味!」と大絶賛していました。
11歳で世界一に!イタリア国際大会にも出場予定
豊穂くんは2024年、日本で行われたナポリピッツァ職人選手権「カプートカップ」に小学生としてエキシビション枠で出場。
驚異的な技術力と創造性を披露し、審査員や観客を沸かせました。
そして2025年6月には、イタリアの国際大会ジュニア部門に日本人として初出場予定。
世界の舞台で「日本のピザ職人キッズ」として挑戦する姿が期待されています。
「ピザを日本の主食に」──少年の夢は続く
豊穂くんの夢は、単に「ピザ職人になること」ではありません。
彼の掲げる目標はなんと──
「ピザを日本の主食にしたい!」
ピザというと「外食」「特別な食べ物」と思われがちですが、
彼は“家庭でも気軽に作って食べられるもの”として普及させたいと語ります。
番組でも、自宅のオーブンで簡単に作れるアレンジピザや、
ピザを包んで揚げた「フリッタ風ピッツァ」などを披露。
まさに“食の新常識”を作り出す存在です。
小学生の挑戦が示す「継続と家族の力」
豊穂くんの365日チャレンジは、ただの「努力」ではなく、
家族の絆を深める教育そのものでした。
「継続は力なり。さらなる継続は、不変の宝なり。」
毎朝5時からの練習。
疲れていても、眠くても、親子で笑いながら挑戦を続けた1年。
それは、現代の子どもたちや家族にも大きなメッセージを与えています。
「夢は行動で叶う」
「親子の絆こそが、人生の一番の財産」
豊穂くんとその家族は、まさにその言葉を体現しています。
まとめ:ピザでつなぐ未来──「博士ちゃん」から始まる夢の続き
小さな手で生地をこね、大きな夢を焼き上げる少年・成本豊穂さん。
その姿は、単なる料理の話を超えて、
「家族」「努力」「夢」という普遍的なテーマを私たちに投げかけます。
父・豊さんの背中を追いながら、
母・綾子さんに支えられ、
仲間たちに励まされ、
彼は今日も“ピザで笑顔を届ける”ために窯の前に立ち続けます。
将来、きっと彼の手によって、
“ピザが日本の主食になる日”が訪れるかもしれません。

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