新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした協力金制度をめぐり、新たな詐欺事件が明らかになりました。
静岡県警は2月15日、神奈川県小田原市に住む会社役員の天野二三男容疑者ら男女2人を詐欺の疑いで逮捕しました。
天野容疑者は、2021年に発生した熱海土石流災害で起点とされた盛り土の前の土地所有者でもあり、今回の協力金詐取事件は、その災害に関する捜査の過程で浮上したとされています。
本記事では、事件の概要、顔画像の公開状況、小田原市の自宅情報、経営していたライブハウスの会社名や場所、そして余罪の可能性について整理します。
事件の概要
警察によりますと、天野二三男容疑者らは2021年3月から4月にかけて、神奈川県小田原市で経営していたライブハウスについて、実際には閉業状態だったにもかかわらず営業実態があるように装い、新型コロナ感染拡大防止協力金を申請した疑いが持たれています。
その結果、神奈川県からおよそ160万円をだまし取ったとされています。
当時は、営業時間短縮や休業要請に応じた事業者に対して協力金が支給される制度が設けられており、多くの飲食店やライブハウスなどが申請していました。
しかし、営業実態がない事業者が虚偽申請を行うことは明確な不正行為であり、詐欺罪に問われる可能性があります。
今回のケースでは、閉業状態であったにもかかわらず営業していると偽った点が重要なポイントとなっています。
熱海土石流災害との関係
天野容疑者は、2021年7月に発生し28人が犠牲となった熱海土石流災害の起点にあった盛り土の前の所有者としても名前が挙がっています。
この災害では、静岡県熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生し、住宅地を襲いました。
遺族らは殺人や業務上過失致死などの疑いで関係者を告訴しており、静岡県警は慎重に捜査を進めてきました。
今回の協力金詐取事件は、その土石流災害の捜査過程で資金の流れや事業実態を調べる中で発覚したとみられています。
つまり、土石流事件とは直接の内容は異なるものの、同じ人物に関する別件として浮上した形です。
天野二三男の顔画像は公開されている?
現時点で、報道機関から天野二三男容疑者の顔写真が大きく公開されているという情報は確認されていません。
一部メディアでは逮捕時の映像や過去の資料写真が使われるケースもありますが、公式に広く顔画像が流通している状況ではないようです。
事件の重大性や社会的関心の高さから、今後の報道によっては顔写真が公開される可能性もありますが、現段階では限定的です。
小田原市の自宅はどこ?
天野容疑者は「神奈川県小田原市に住む会社役員」と報じられています。
しかし、具体的な住所や番地などの詳細は公表されていません。
一般的に、報道では市区町村レベルまでの情報にとどめられることが多く、プライバシーや捜査への影響を考慮して詳細住所は明らかにされないケースがほとんどです。
そのため、小田原市内のどの地域に自宅があるのかまでは特定されていません。
経営していたライブハウスの会社名や場所は?
報道によると、天野容疑者らは神奈川県小田原市でライブハウスを経営していたとされています。
しかし、具体的な店名や会社名、所在地の詳細については現段階で明らかにされていません。
ライブハウスはコロナ禍で大きな打撃を受けた業種の一つであり、多くの店舗が休業や閉業に追い込まれました。
協力金制度はそうした事業者を支援するためのものでしたが、今回のように営業実態がないまま申請する行為は制度の信頼を揺るがすものです。
今後の捜査や起訴内容によっては、法人名や店舗名が公判資料などで明らかになる可能性があります。
コロナ協力金詐取の余罪は?
現時点で明らかになっているのは、約160万円の詐取容疑です。
しかし、協力金制度は複数回にわたり実施されており、申請期間も長期に及んでいました。
そのため、他にも同様の不正申請がなかったのかどうか、警察が慎重に調べているとみられます。
仮に複数回にわたって虚偽申請が行われていた場合、被害額はさらに増える可能性があります。
また、他県の制度への申請や関連会社名義での申請がなかったかどうかも、今後の捜査の焦点となるでしょう。
ただし、現段階では余罪について公式な発表はなく、あくまで捜査中という状況です。
社会的影響と今後の捜査
コロナ関連の協力金制度は、感染拡大という未曽有の事態の中で迅速に設けられた支援策でした。
そのため、不正受給事案も全国で発覚していますが、厳正な対処が求められています。
今回の事件は、28人が犠牲となった大規模災害の関係者として名前が知られていた人物による別件詐欺という点でも、社会的関心を集めています。
静岡県警は、熱海土石流災害の捜査と並行して資金の流れや事業実態を詳しく調べており、全容解明を進めています。
今後、起訴の有無や公判での新たな事実の判明によって、事件の詳細がより明らかになる可能性があります。
まとめ
天野二三男容疑者は、神奈川県小田原市で経営していたライブハウスが閉業状態だったにもかかわらず、新型コロナ感染拡大防止協力金を虚偽申請し、約160万円をだまし取った疑いで逮捕されました。
さらに、2021年の熱海土石流災害で問題となった盛り土の前の所有者でもあることから、過去の災害との関連でも注目されています。
顔画像や自宅の詳細住所、会社名などは現時点で限定的な情報しか公表されていません。
余罪についても公式発表はなく、今後の捜査の進展が待たれます。
制度の信頼を守るためにも、事実関係の徹底解明が求められています。
コメント