2025年7月13日、韓国の女優カン・ソハさん(本名:カン・イェウォン)が、わずか31歳の若さでこの世を去ったという衝撃的なニュースが韓国中、そして日本のファンの間にも広がりました。
長い闘病生活の末、家族に見守られながら静かに旅立ったと報じられています。
本記事では、カン・ソハさんの死因や病状、これまでの経歴、出演作品、ファンからの哀悼の声などを詳しく掘り下げてご紹介します。
カン・ソハの死因は「胃がん」だった
韓国メディア「SPOTVnews」などの報道によれば、カン・ソハさんは2024年、映画『網内人』の撮影終了後に体調に異変を感じ、病院で検査を受けたところ「胃がん」と診断されたといいます。
抗がん剤治療を受けながらも女優業への情熱を失わず、復帰を目指して闘病していたものの、2025年7月13日、病状が急変し永眠されました。
遺族は「心の準備はしていたが、まだ信じられない」とコメント。彼女の勇敢な姿勢と、静かで穏やかな最期に多くの人々が涙しています。
カン・ソハのプロフィール・経歴まとめ
項目 | 詳細 |
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本名 | カン・イェウォン(강예원) |
芸名(旧) | Seoha(ソハ) |
生年月日 | 1994年6月13日 |
没年月日 | 2025年7月13日(享年31) |
出身地 | 韓国・釜山 |
身長・体重 | 170cm・50kg |
家族構成 | 両親・弟(カン・ヒョンウク) |
最終学歴 | 韓国芸術総合学校演劇院(演技専攻) |
所属事務所 | Insight MCN → Park Plus Entertainment(2021年契約) |
芸名の変遷と活動名義
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2012年~2019年:「Seoha(ソハ)」として活動
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2020年1月:本名の「カン・イェウォン」で再スタート
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2021年1月:「カン・ソハ」として再改名、Park Plus Entertainmentと契約
芸名を複数回変更しながらも、彼女は一貫して演技に情熱を注ぎ続けてきました。
カン・ソハの主な出演作品と演技力の評価
カン・ソハさんは主に助演として多くのドラマや映画に出演しており、「名脇役」として業界内でも高く評価されてきました。
ドラマ出演歴(抜粋)
年度 | タイトル | 配役 | 放送局 |
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2014年 | ソンガン女子探偵団 | ファン・ヒョジン(助演) | JTBC |
2015年 | Assembly(アセンブリ) | パク・ダジョン | KBS2 |
2016年 | 翡翠化(옥중화) | 万玉(助演) | MBC |
2016年~2017年 | また、初恋 | チョン・セヨン | KBS2 |
2018年 | パドヤ パドヤ(波よ波よ) | オム・スンヨン(主演) | KBS |
2018年 | 胸部外科〜心臓を盗んだ医師〜 | イ・イェリン(助演) | SBS |
2019年 | 17歳の条件 | 化学教師 | JTBC |
2020年 | 誰も知らない | ユン・ジャヨン(助演) | SBS |
彼女の最後の出演作となったのは、SBSドラマ「誰も知らない(Nobody Knows)」でのユン・ジャヨン役。難しい心理描写が求められる役どころを見事に演じ切り、多くの視聴者の記憶に残る名演技となりました。
死去の報道とファン・関係者の反応
カン・ソハさんの訃報が報じられると、SNSや韓国芸能界には驚きと悲しみの声が溢れました。
彼女の公式インスタグラム(@yewonyewoni)には、次のような哀悼のコメントが多く寄せられています。
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「自分の方がつらいのに、いつも周囲や家族を心配していた」
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「お姉さん、本当にお疲れ様でした」
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「天国ではもう苦しまないで、海の見える家で幸せに暮らして」
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「もう会いたいよ、大好き」
また、共演経験のある2PMのテギョンさんをはじめ、多くの俳優仲間たちもSNSで追悼のメッセージを投稿し、彼女の人柄と才能を偲んでいます。
映画「網内人(The Inner)」が遺作に
2024年に撮影が終了していた映画「網内人(The Inner)」は、カン・ソハさんが最後に取り組んだ作品として注目されています。
関係者は「彼女のすべてを込めた作品。きっと多くの人々の心に届くはず」と語り、映画の公開に向けて慎重に準備が進められています。
この作品が、彼女の女優人生の集大成として、世界中のファンに届けられる日が待ち望まれています。
まとめ:惜しまれる若き才能、カン・ソハ
韓国芸能界で輝きを放っていたカン・ソハさん。まだ31歳という若さでの旅立ちはあまりに早く、多くの人々に衝撃と深い悲しみを与えました。
彼女が遺した多くの演技と、努力の軌跡は、今後も語り継がれていくことでしょう。
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