2025年6月下旬、東京で突然行方不明となった韓国人女性、チェ・ジョンウンさん(29歳)。
彼女の失踪は多くのメディアやSNSで報じられ、現在も安否が確認されていません。
本記事では、彼女が行方不明になった経緯や失踪当時の状況、家族の訴え、そして警察や大使館の対応を詳しくまとめます。
チェ・ジョンウンさんが日本で失踪:事件の概要
チェ・ジョンウンさんは2025年6月27日、韓国のチョンウプ市から出国し、観光目的で日本を訪れました。韓国では看護師として勤務しており、日頃はソウル近郊の病院の寮で生活していたといいます。
翌日、6月28日の午後、チェさんは東京都文京区にある東京科学大学病院に救急搬送されました。熱中症とみられる症状で倒れていたところを発見され、病院で手当を受けました。
しかし、この病院での出来事が彼女の「最後の確認情報」となってしまいます。
なぜ失踪したのか?病院での不可解な行動と連絡
チェ・ジョンウンさんの母親によると、韓国大使館から「娘が東京の病院に搬送された」との連絡を受けた直後、彼女に電話をかけることができたといいます。
しかし、チェさんは現在地を明かさず、「150万ウォン(約16万円)が必要だから送ってほしい」と訴えたそうです。
母親はその要請に応じ、即座に送金。その後、チェさんはそのお金で治療費を支払い、病院を出たまま消息を絶ったとされています。
警視庁の見解
警視庁によれば、病院の監視カメラ映像などから、チェさんが1人で病院を出ていく様子が確認されており、事件性を示す直接的な証拠は今のところないとのことです。
家族の訴え:娘の無事を願う母親の言葉
失踪からすでに20日以上が経過し、チェさんの母親は深い悲しみと不安を抱えながら、メディアを通じて次のように呼びかけています。
「お母さんが待ちわびているから早く来て。わかった? 頼むよ」
「どうやって食べて、どこで寝ているのか。服も着替えないといけないのに、それができないと思うと切ない」
チェさんは普段から実家にはあまり帰らず、突然「日本に行く」とだけ話して出国したといいます。日本に友人や知人はいないとされており、ひとりで見知らぬ国に来た彼女の行動には多くの謎が残ります。
韓国大使館と警察の対応
チェさんの行方不明を受けて、韓国大使館は行方不明者のチラシを作成し、情報提供を呼びかけています。
また、日本の警察当局も公開捜査には至っていないものの、安否確認と聞き込みを続けているとされています。現時点で身柄の保護や発見には至っておらず、家族や友人は懸命に彼女の手がかりを探し続けています。
チェ・ジョンウンさんの特徴と目撃情報は?
現在わかっているチェ・ジョンウンさんの特徴は以下の通りです:
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年齢:29歳
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出身:韓国・全羅北道チョンウプ市
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身長:163cm
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履いていた靴:白のスニーカー
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性格:まじめで几帳面(母親による証言)
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最後の目撃情報:6月28日、東京科学大学病院から1人で出ていく姿が防犯カメラに映っていた
なお、その後の目撃情報は一切報告されていない状態で、SNSや掲示板などでも有力な情報は寄せられていません。
なぜ16万円を要求したのか?お金の使途と背景の考察
チェさんが母親に突然「16万円(150万ウォン)を送ってくれ」と頼んだ理由は、病院の治療費であった可能性が高いとみられています。しかし、**クレジットカードや保険の使用はなかったのか?**という疑問も残ります。
また、なぜ彼女が場所を明かさずにお金だけを要求したのかという点も、家族や警察関係者の間で不可解とされています。
一部では、「精神的に不安定な状態だったのではないか」「旅行中に何かトラブルに巻き込まれた可能性もある」といった憶測も広がっています。
SNS上の反応と拡散の動き
Twitter(X)やInstagram、韓国のNAVERカフェ、DCインサイドなどの掲示板でも、チェさんの行方を心配する声が多く寄せられています。
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「日本に1人で行くなんて怖かっただろうな…」
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「早く見つかってほしい。これは他人事じゃない」
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「もしかして失踪じゃなく事件に巻き込まれてる可能性も?」
こうした反応を受け、韓国国内でも報道が加熱しており、一刻も早い発見が望まれています。
結論:チェ・ジョンウンさんの無事を祈って
チェ・ジョンウンさんの行方不明は、日本と韓国の国境を越えて多くの人々の関心を集めています。現時点で事件性は低いとされているものの、何らかのトラブルや本人の精神的ストレスが関係している可能性は否定できません。
何よりも今は、チェ・ジョンウンさんが無事であること、そして家族の元に帰れる日が1日でも早く訪れることを願うばかりです。
情報をお持ちの方は、最寄りの警察または韓国大使館までご連絡をお願いいたします。
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