日本サッカー界に激震が走りました。
日本サッカー協会(JFA)の技術委員長を務めていた影山雅永(かげやま・まさなが)氏(58)が、フランスで児童ポルノ画像の閲覧・作成容疑で逮捕・有罪判決を受けたのです。
このニュースはサッカー関係者のみならず、芸能界にも波紋を広げています。
というのも、影山雅永氏の娘は、元日向坂46の人気メンバーであり、現在も女優・タレントとして活躍中の影山優佳(かげやま・ゆうか)さんだからです。
ここでは、影山雅永氏の事件の詳細と、その背景、そして娘・影山優佳さんの今後の活動への影響について詳しく見ていきます。
◆影山雅永の逮捕報道の概要
2025年10月7日、日本サッカー協会は影山雅永氏の技術委員長解任を発表しました。
理由は、フランス・シャルル・ド・ゴール空港での児童ポルノ閲覧による現行犯逮捕です。
影山氏は、チリで開催中のU-20ワールドカップ視察に向かう途中、パリ行きの飛行機の中でタブレット端末を使い、10歳前後の少女の児童ポルノ画像を閲覧していたと現地メディアが報道。
客室乗務員が異変に気づき、通報したことで空港到着時に拘束されたといいます。
フランスの新聞「ル・パリジャン」や「20ミヌイット」は、この事件を大きく報道。
影山氏は現地で裁判を受け、**執行猶予付き禁錮1年・罰金5000ユーロ(約88万円)**の判決が言い渡されました。
◆影山雅永は「AI生成のアート」と主張するも却下
審理の中で影山氏は、「これはアート作品であり、AIによって生成された画像だ」と主張。
しかし裁判所は、「AI生成であるかどうかにかかわらず、児童ポルノ表現の禁止に該当する」として、この主張を一蹴しました。
さらに、調査の結果、影山氏が1621枚もの児童ポルノ画像を閲覧・保存していたことが判明。
フランス当局は、閲覧だけでなく一部で自らがAIを使って画像を作成していた可能性も指摘しています。
このため、判決では執行猶予付きとはいえ、
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フランス領内への10年間の入国禁止
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未成年者と関わるすべての活動の禁止(10年間)
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性犯罪加害者リストへの登録
という極めて重い処分が科せられました。
◆児童ポルノ画像の保存は「2022年から」と判明
検察の発表によると、影山氏は2022年6月から9月にかけて児童ポルノ画像を保存していたことが確認されています。
また、2025年8月から10月にも同様の行為が行われていたとされ、これは常習的な行為であった可能性を示しています。
つまり、影山氏は少なくとも3年以上にわたって児童ポルノ画像を収集・保存していたと見られます。
「好奇心から見てしまった」という本人の供述は、あまりにも軽すぎると言わざるを得ません。
◆影山雅永とはどんな人物だったのか
影山雅永氏は、選手時代にガンバ大阪などでプレーした元Jリーガーであり、引退後は指導者として長く日本サッカーに貢献してきました。
U-20日本代表の監督としても知られ、若手育成において高い評価を受けていた人物です。
また、解説者としてテレビ出演も多く、「理論派指導者」としてのイメージを持つ人も多かったでしょう。
それだけに、今回の事件は日本サッカー界にとっても大きな打撃。
特に、JFAが海外視察中の不祥事という形で世界に報じられたことは、国際的な信頼を揺るがす事態となっています。
◆娘・影山優佳への影響は避けられない?
そして、この事件でもう一つ注目されているのが、娘・**影山優佳さん(24歳)**への影響です。
影山優佳さんは、2016年に「けやき坂46(のちの日向坂46)」に加入。
グループ内では高い知性と努力家のキャラクターで人気を集め、アイドル卒業後は女優・タレントとして活動の幅を広げていました。
特に2024年には、ドラマ『ハコビヤ』(テレビ東京)でヒロインを務めるなど、順調にステップアップしていました。
また、MENSA会員であることでも知られ、知的な女性タレントとして数々の番組に出演しています。
しかし、今回の父親の逮捕報道により、SNS上では
「影山優佳ちゃん大丈夫かな…」
「父親の件で仕事に影響出なければいいけど」
「本人に罪はないのに可哀想」
といった声が相次いでいます。
◆所属事務所の対応は?
影山優佳さんが所属する「プロダクション尾木」は、現時点で公式なコメントを出していません。
ただし、芸能事務所としては、本人が事件と無関係であることを強調し、早めに沈静化を図る可能性が高いでしょう。
また、テレビ局側も当面は慎重な対応を取ると見られます。
影山優佳さんが出演している番組やCMなどにおいて、「父親が重大な犯罪で有罪判決を受けた」という事実は少なからず影響を及ぼすと考えられます。
特にスポンサー企業のイメージを損なうリスクがある場合、一時的な出演見合わせや編集対応が取られる可能性も否定できません。
◆ネット上の反応:「娘には関係ない」「かわいそう」の声
SNS上では、事件そのものに対する怒りと同時に、娘である影山優佳さんを心配する声が多数投稿されています。
「影山雅永の件、正直ショック。日本サッカー界の恥だ」
「優佳ちゃんがどれだけ努力しても、父親のせいでイメージに傷がつくのがつらい」
「芸能界は父親の罪と切り離して考えてほしい」
このように、彼女を擁護する意見が多い一方で、一部では「家族としてコメントすべき」という厳しい声も。
しかし、事件の性質があまりにもセンシティブであるため、優佳さん自身が沈黙を貫いているのは当然とも言えます。
◆芸能活動への影響はどの程度か?
今後、影山優佳さんの活動にどこまで影響が出るかは不透明です。
ただし、彼女はすでに日向坂46を卒業しており、「個人の力」で活動している女優・タレントであるため、グループアイドルのように「一人の不祥事が全体に影響する」という構図ではありません。
また、彼女は高学歴・高知能を武器にしたタレントとして信頼を積み重ねてきた存在。
父親の犯罪行為とは全く関係のない分野で活躍していることもあり、ファンの間では「仕事を辞めないでほしい」「応援し続ける」という声が強く出ています。
過去にも芸能人の家族が事件を起こしたケースはありましたが、本人が毅然と対応し、誠実に仕事を続ければ世論は支持する傾向にあります。
影山優佳さんも、しばらくはコメントを控えつつ、時間を置いてから復帰の姿勢を見せるとみられます。
◆まとめ:父親の罪と娘の人生は別
影山雅永氏の行為は、許されるものではありません。
特に「未成年者を性的対象とした画像を長期に保存・作成していた」という事実は、社会的にも重大な犯罪です。
しかし、娘である影山優佳さんには一切の責任はありません。
彼女は自分の努力と才能で道を切り開き、日向坂46卒業後も女優として挑戦を続けてきました。
世間は時に「家族の罪」で当人まで裁こうとしますが、影山優佳さんのように努力して築いたキャリアを、親の不祥事で失うのはあまりにも理不尽です。
彼女が今後どのようにこの逆風を乗り越えるのか――。
ファンとしては、静かに見守り、再び笑顔でテレビに戻ってくる日を待ちたいところです。
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