千葉県松戸市にある英会話教室「デュープラー英語学院」の代表として、長年英語教育に携わってきた**久末圭介(ひさすえけいすけ)**氏。
しかし、2025年7月に衝撃的な事件で逮捕されたことにより、その知名度は一気に全国区となりました。
彼は長年、英語教育業界で信頼を得ていた人物であり、その生い立ちや経歴には多くの人々が関心を寄せています。
今回は、そんな久末圭介氏の**生い立ちから学歴・経歴、さらには家族構成(嫁や子供)**について徹底的に調査しました。教育者としての実績とともに、今回の事件の背景にも迫ります。
久末圭介のプロフィール・基本情報
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名前:久末 圭介(ひさすえ けいすけ)
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生年月日:1972年12月(2024年現在で52歳)
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出身地:東京都
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職業:英語学習コンサルタント、英会話教室経営者(※逮捕前)
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所属:デュープラー英語学院(代表兼講師)、株式会社デュープラー(代表取締役)
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TOEICスコア:950点
出身高校・大学など学歴は?
久末圭介氏は、比較的恵まれた教育環境のもとで育ちました。高校・大学ともに学業への熱意が見える経歴が印象的です。
■ 専修大学松戸高等学校
彼の学歴のスタートは千葉県にある専修大学松戸高等学校。この学校は進学校としても知られ、多くの生徒が難関大学へ進学することで有名です。
高校2年生時には、太平洋教育文化交流協会(PEACE)を通じて、アメリカ・オハイオ州にあるBerne Union High Schoolに10ヶ月間留学。この留学体験を通じて、英語の基礎力を飛躍的に伸ばしたとされています。
■ 中央大学 経済学部 国際経済学科
帰国後、専修大学松戸高校を卒業し、中央大学経済学部国際経済学科へ進学。大学在学中には、八王子にある英語教室でアルバイトを始め、のちに主任講師にまで昇格しました。
この頃からすでに「教えること」への情熱が芽生えていたことがうかがえます。
英語教育者としてのキャリア
大学卒業後のキャリアは少し変則的ではありますが、英語教育と国際会議運営という二本柱を軸にして着実に実績を重ねていきました。
■ 英語教室での講師経験と独立
・1992年〜1996年の間、大学時代から続けていた英語教室で主任講師として活動。
・その後、一時期は先物取引会社やホテル配膳業なども経験し、社会人としての幅広い仕事を体験。
・1997年には再び英語教育に携わり、正社員講師として再出発。
■ 出版社勤務と国際会議の事務局経験
1998年からは専門書出版社で働き、英語力を活かして**半導体やマイクロ波通信分野の国際会議運営(PCO)**に従事。この経験が後に、英語学院の運営にも大きく役立ったようです。
■ デュープラー英語学院を設立
2001年10月に英会話教室「デュープラー英語学院」を設立。
2007年には法人化し、株式会社デュープラーの代表取締役に就任。
TOEIC950点という高スコアを持ち、北米発音に特化した指導法を展開。英語学習に悩む社会人にとって、信頼される講師として知られていました。
出版実績と英語学習書
久末氏は教育者としての経験をもとに、以下のような著書を出版しています。
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2004年:「英文法解説書」
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2011年:「読んでつながる英文法」
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2021年:「世界につながる英文法」
特に「世界につながる英文法」はAmazonレビューでも一定の高評価を得ており、多くの読者から「実践的でわかりやすい」と評されていました。
国際会議での活躍
彼は数多くの国際会議において事務局業務を担ってきました。
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APMC(Asia-Pacific Microwave Conference)
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EMTS(Electromagnetic Theory Symposium)
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BioEM(Bioelectromagnetics)
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PIERS(Progress in Electromagnetics Research Symposium)
英語力だけでなく、運営能力や対人コミュニケーション力においても高く評価されていたことは間違いありません。
嫁や子供はいる?家族構成について
久末圭介容疑者の**私生活(家族構成)**については公表されている情報がほとんどありません。しかし、今回の逮捕時の供述により、「妻がいる」ことは明らかになっています。
取り調べに対し、彼は次のように述べています。
「私の経営する塾内で妻以外の女性の体を触ることに高揚感や背徳感を感じるという性的欲求を抱いていた」
この証言から、既婚者であることは確定していますが、子供の有無については明言されていません。ただし、年齢(52歳)や職業的な安定性から推察するに、子供がいてもおかしくない環境であったことは考えられます。
英会話教室での強制わいせつ事件の概要
そんな教育者としてのキャリアに泥を塗ったのが、2024年5月に報じられた強制わいせつ事件です。
■ 事件の内容
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2021年7月〜2023年1月頃にかけて、自身の英会話教室で複数回わいせつ行為を実施
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被害者は10代の女子高校生
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授業中、音読中の生徒に後ろから抱きつき、服の中に手を入れて胸や尻を触る
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その様子を携帯で撮影していたとみられる
2023年12月、女子高校生が警察に相談したことで事件が発覚。
■ 取り調べでの供述
久末容疑者は容疑を認め、複数の教え子にも同様の行為をしたことを自白しています。現在、警察は余罪の有無についても捜査中です。
世間の反応と今後の展望
長年にわたって信頼されてきた教育者の裏切り行為に、世間からは怒りと落胆の声が上がっています。
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「あれだけ立派な経歴があってなぜ…」
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「信じて通わせていた親の気持ちを踏みにじった」
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「これだけの事件、実刑は免れないのでは?」
現時点では裁判の行方は報じられていませんが、被害者の精神的ダメージや再犯性なども考慮され、厳しい処分が下される可能性が高いと見られています。
まとめ
かつては信頼される英語教育者として活躍していた久末圭介氏。高学歴であり、英語指導や国際会議の運営に長けたその実績は、多くの生徒と保護者に希望を与えていました。
しかし今回の事件で明らかになったのは、その裏に隠された犯罪性と倫理観の欠如でした。
今後、教育業界においても**「信頼できる講師とは何か?」**が再考されるきっかけとなるかもしれません。
私たちにできることは、こうした事件が二度と起こらぬよう、教育現場の透明性と安全性の向上を求めていくことです。
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