2025年8月6日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、演歌歌手の新沼謙治(にいぬま・けんじ)さんが登場します。
今年でデビュー50周年を迎えた新沼さんは、番組内で「じいじ」の表情を見せつつ、最愛の妻を亡くした過去についても語ります。
この記事では、新沼謙治さんの妻・**博江さん(旧姓:湯木)**の死因や、二人の馴れ初め、子供や孫の情報について詳しくご紹介します。
■ 新沼謙治とは?プロフィールと経歴
まずは新沼謙治さんのプロフィールから簡単にご紹介します。
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名前:新沼 謙治(にいぬま けんじ)
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生年月日:1956年2月27日(現在69歳)
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出身地:岩手県大船渡市
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デビュー年:1976年
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代表曲:『嫁に来ないか』『津軽恋女』『ヘッドライト』など
演歌歌手として高い人気を誇る新沼さんは、1976年に『おもいで岬』で歌手デビュー。翌1977年に発表した『嫁に来ないか』が大ヒットし、一躍スターダムにのし上がります。
また、歌手活動の傍らでバドミントンを趣味とし、全国大会に出場するほどの腕前を持つなど、スポーツマンとしての一面もある人物です。
■ 妻・湯木博江さんとの馴れ初め
新沼謙治さんの妻・博江さんは、かつて世界レベルのバドミントン選手として名を馳せた人物です。本名は**湯木博恵(ゆき・ひろえ)**さん。
出会いのきっかけは、新沼さんが趣味として続けていたバドミントンです。
あるとき、新沼さんが岩手の大船渡に帰省した際に、バドミントンの指導を博江さんから受けたことで親しくなり、交際へと発展しました。そして交際10年後の1987年、ついに結婚。結婚式は新沼さんの故郷・岩手県大船渡市で行われ、地元は祝福ムードに包まれたそうです。
プロスポーツ選手と演歌歌手という異色のカップルでしたが、お互いを尊重し合い、深い絆で結ばれた理想的な夫婦だったと言えるでしょう。
■ 妻・博江さんの死因は?
そんな愛妻・博江さんは、2011年9月に62歳という若さで亡くなっています。死因は肺がんと報道されました。
実はそれ以前に乳がんを患い、手術を受けていたことが分かっています。しかし、その後がんが転移し、長い間、抗がん剤治療を続けていたそうです。
病状が悪化した後も、博江さんは「後輩たちに迷惑をかけたくない」という強い意思を持ち、密葬を望んでいたと言われています。彼女の責任感の強さや、他者を思いやる姿勢には多くの人が胸を打たれました。
なお、2011年9月7日午後に都内の病院で亡くなり、その晩に山形公演を終えて東京に戻った新沼さんは、すぐに妻と対面。その後、「博江を応援してくれた方々もいるので、きっちり送ってあげたい」とコメントしています。
通夜は9月17日、葬儀・告別式は18日に東京都大田区の臨海斎場で行われました。喪主は新沼謙治さん自身が務めています。
■ 妻を亡くしてからの日々
新沼さんは、妻を亡くしてからも変わらず歌手活動を続けています。しかし、どこかで常に**「妻への想い」**を胸に秘めている様子が各所で見られます。
今回の『徹子の部屋』でも、「いまだに妻を想う瞬間がある」と語っており、その愛情の深さに視聴者からは感動の声が上がっています。
■ 子供は2人!長男と長女の現在
新沼謙治さんには子供が2人います。
● 長男:新沼翔大さん
翔大さんは一時期、歌手を目指していたことがありました。しかしその後、方向転換し、現在は介護職に就いているそうです。父・謙治さんが人情味あふれる人物であることから、息子さんも人を助ける仕事を選んだのかもしれません。
● 長女:新沼文那さん
文那さんは、かつて声優として活動していました。声の世界で表現力を発揮していた彼女ですが、2017年に結婚。現在は育児に専念しているとのことです。
母・博江さんのように強くて優しいお母さんになっていることでしょう。
■ 現在は孫も!“じいじ”としての顔
新沼謙治さんは、現在2人の孫を持つ「じいじ」としても知られています。
2025年現在、小学3年生の孫が「将来は飛行機の整備士になりたい」と語っているそうです。新沼さんは、そんな孫たちとの時間を「何よりの癒し」と表現し、家族を大切にする姿勢は健在です。
■ ファンへの感謝とこれから
新沼謙治さんは、デビューから現在まで一度も芸能界を離れることなく活動を続けています。
デビュー当時は2年間一度も休まず働き、全国から届くファンレターに励まされた日々。その原点には、家族や仲間、そして妻・博江さんの支えがあったことを忘れてはいません。
歌手になる前は左官職人をしていたという異色の経歴を持つ新沼さんですが、どんなときも「地に足のついた」生き方を貫いてきました。
今回の『徹子の部屋』では、「これからも妻に恥じない生き方をしたい」と語る場面も。そんな真摯な姿勢に、多くの視聴者が胸を打たれたことでしょう。
■ まとめ
新沼謙治さんの妻・博江さんは、元世界的バドミントン選手として活躍しながらも、乳がんや肺がんと闘い、62歳で亡くなりました。彼女の強さと優しさは今も多くの人の記憶に残っています。
新沼さんは現在、子供2人と孫2人に囲まれながら、「じいじ」としての幸せをかみしめつつ、歌手人生を歩み続けています。
50周年という節目を迎えた今、「家族の支えこそが自分の原動力だった」と語る新沼謙治さん。これからも彼の歌声と生き方が、多くの人の心を温かく包み込んでくれることでしょう。
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